ブログ
Blog
皆さん、こんにちは!
練馬駅徒歩3分・練馬区役所前の歯医者・Kaiデンタルクリニックです。
みなさまは詰め物・被せ物には種類があるのはご存じでしょうか。
詰め物、被せ物には保険適応の素材と保険外の自費の素材があります。
今回はその種類をご紹介いたします。
まずは銀歯についてです。
銀歯とは銀・パラジウムなどを使った金銀パラジウム合金です。
◆長所
①保険適応ができる
保険適応の素材なので比較的費用を抑えることができます。
②割れにくい
丈夫な素材なので割れたりかけたりする可能性が低いです。
◆短所
①金属アレルギーになる可能性がある
銀歯に使われる金属のイオンが溶け出し、体内に吸収されると金属アレルギーを起こす可能性があります。
今まで症状が無くても、突然金属アレルギーになることもあります。蕁麻疹など。
②銀歯の下が虫歯になる可能性がある
銀歯は温度差によって膨らんだり縮んだりするため、徐々に歯と銀歯の接着面が崩れてきます。そのすき間に虫歯の原因となる菌が入り込み虫歯になりやすくなります。
続いてCAD/CAM冠についてです。
CAD/CAM冠の素材はプラスチックです。
◆長所
①保険適応ができる
健康保険が適応される白い歯で、比較的費用が抑えられます。
②色が目立ちにくい
銀歯よりも色が白なので見た目が良い
◆短所
①噛み合わせが強いと割れる可能性がある
強度が強くないので強い力がかかると割れたり欠けたりする場合があります。
②時間が経つと変色する可能性がある
素材がプラスチックなので数年たつと変色する可能性があります。
③プラークが付きやすい
プラスチックの性質上、傷がつきやすくプラークが付きやすいです。
続いてセラミックです。
◆長所
①色が白く、目立たない
天然の歯とほぼ見分けがつかない透明感のある美しさです。
②プラーク付きにくい
表面がツルツルしているので汚れや細菌がつきにくく、虫歯になりにくい。
③隙間ができた時は外れやすい
付いたままだと隙間から虫歯になる可能性があるが、外れて知らせてくれる。
◆短所
①保険適応外
保険外の自費の素材なので保険適応が出来ない。
②費用が掛かる
保険診療と比べると費用が掛かる。
③歯に近い硬さ
セラミックの硬さは陶器のような硬さです。陶器と同じように割れたり欠けたりする事もあります。
このように何種類かの詰め物・被せ物があります。患者様のご要望やお口の中の状態を確認しながら、患者様に合った詰め物・被せ物ご紹介できればと思います。
当院では詰め物についての相談も承っております。
ご不明点や、不安なことがございましたら遠慮なくご相談ください。